いよいよ講習会に参加されている方も中級後半に入ってきております
前回の講習会では指掛け後ろ高手や指掛け捕縄後ろ高手小手に悪戦苦闘しており
それで思った事は、ここからは思考力と発想力なのかなぁと思います。
基本的に緊縛術と言うのは規則正しく縛るものでありますが
ある一定の領域から不規則な緊縛術に変わります。
神凪はあまり考えずにこの縛りを作り上げたが、他の人はこの縛りが難しいみたいです。
その差は多分思考と発想だと思います。
『自由に縛っていいんですよ』と言う事が一番難しいみたいですね
今緊縛されている方殆どの人に共通して言えることだと思いますが
特に緊縛講習会等で緊縛を習っている方は、規則正しい緊縛術しか学んでいないかと思います。
実際緊縛はアドリブで縛り上げていくものだと神凪は思うのです。
縛り方が同じでも、縛られる方の身体の違いで大きく変わりますし
基本がしっかり出来ていれば、色々な縄回しを楽しんでもいいと思います。
パートナーが感じるポイントを徹底的に責めた縛りや、より圧迫出来る縛りなど
数々の趣向があり、その方々で責めポイントが変わるので型にはめた縛りでは
どんなに縛りが上手くても相手を感じさせる事が出来ないんでは?と思います。
色々試す事で事でその人独自の緊縛術が生まれてくると思います。
緊縛は遊び心
その昔捕縄術にて『遊び心』で罪人を縛ったら即刻首打ちにされるでしょう(笑)
でも今緊縛術は趣味の中で使われるものであり、
感じさせる為や感じさせる為の拘束と言った使い方ですので
色々試して楽しんでみるのも縄の醍醐味だと思います。
神凪自身の緊縛術のベースは、故 明智伝鬼先生の縄筋を用いてます。
その明智ベースの緊縛術に神凪の遊び心を加えた緊縛術が神凪流緊縛術なのです。
皆様が今神縄会で習っている緊縛術そのものですね。
その神凪流緊縛術を皆様のベースにし、そこから皆様一人一人の『遊び心』を
加えて、自身オリジナルな縛りを作って欲しいと思います。
縄は一本の形がない縄
縄と言うものは、手枷・足枷やボンテージ拘束具とは違い一本の縄です
形や使い方は自由だと言う事を良くわかって頂ければより楽しめるかと思います。
今神縄会の中級にいる人はこれからもっと迷うことでしょう
でもその迷いと言うのは、型にはまった緊縛のせいですので
一度すべてをなくし、まったく別の縄筋で縛ってみるとヒントがあるかもしれません。
まず緊縛は手首から始まる事が殆どです。
その手首から縛りを始めるのではなく、まったく別の場所からはじめて見ると
きっと何か感じると思いますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
※例えば捕縄術の殆どは首から始まるものが多いです。(大変危険ですのでおやめください)
神縄会はただ緊縛術を教えるのではなく、緊縛の楽しさを教える学ぶ発見する会です。
興味がある方は気軽にお問い合わせください。kannawakai@gmail.com
それからまだ検討中なんですが、神縄会にて捕縄術研究会を設立したいと思っています。
これは神縄会メンバーであり人間的にしっかりしている方を対象にやっていこうと思います。
※捕縄術は大変危険な術につき、悪用を防ぐために人選いたします。
神縄会
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